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精神科専門医の探し方

都内の精神科専門医が運営するクリニックの団体が、「東京精神神経科診療所協会(東精診)」です。東精診には都内の精神科専門医約230名が会員として参加しています。精神科専門医(日本精神神経学会認定、精神保健指定医(厚生労働省)の集まりであり、日々臨床活動に取り組み、精神科医療の知識や技術を高めるために定期的に自己研鑽をしている会です。ホームページ 身近にかかれる東精診会員のクリニック検索で施設紹介を行い、会員の診療所の検索が可能です。検索は次の4つのルートがあります。

A.クリニック名
B.住所地
C.クリニックの機能や得意分野
D.路線・最寄り駅

是非ご活用ください。

東精診の生立ちと活動など

病院から地域へと精神医療の改革が叫ばれた時期、1972(昭和47)年11月に発足した東京精神科医会に遡ります。発足当時は大変な苦労があったと推察します。その苦難を乗り越えて今日の東京都精神神経科診療所協会に至っています。50年前から地域の精神保健・医療・福祉関係者とともに心を病む人のために地道な活動が始まりました。2011(平成23)年6月に、現在の組織である一般社団法人東京精神神経科診療所協会(略して「東精診」といいます)に衣替えしました。精神疾患の在り様は近年複雑化しており、診断や治療の仕方も少しずつ変化しています。うつ病、パニック障害、発達障害、認知症など様々な病態を伴う精神的、身体的不調で、精神科診療所を受診する方々が年々増え続けています。このような傾向は全国規模で認められたことから、2012(平成25)年、わが国で最も憂慮すべき4大疾病、「がん」、「脳卒中」、「急性心筋梗塞」、「糖尿病」に「精神疾患」が新たに加わることになりました。このような現状に対して、日頃の診療にしっかりと取り組みつつ、社会のお役に立てることを願って東精診は微力ながらもいろいろな事業に取り組んできました。詳しくはホームページをご覧ください。